一般社団法人金町みらい協議会

金町について

金町みらい協議会が活動している「金町エリア」は、金町(金町/東金町)・水元(水元/南水元/東水元/西水元)・新宿の3つの地区から成り立っています。
昭和レトロな住宅街が広がる一方で、近年では東京理科大学葛飾キャンパスの開設やJR金町駅・京成金町駅周辺の大規模な再開発により発展。ファミリー層や若い世代の方々もの姿も多く見られるようになり、「金町エリア」の世帯数(令和6年1月)は約5万4千に上ります。
全国162の自治体を対象に調査した「自治体の子育て支援制度に関する調査(日経DUALL・日本経済新聞社)」の総合ランキングにて、2019年に第一位を獲得した葛飾区の中でも、亀有・新小岩に次いで3位(東京23区すみやすさランキング)にランクイン。
古くから暮らす年配の方々。新しく住み始めた子育て世代。そして、学業に励む若者たち。
そんな老若男女が笑顔で行きかう活気のある街並みへと、今まさに変貌を遂げようとしているのが、金町エリアなのです。

金町・水元・新宿の地名の由来

金町

鎌倉時代の古文書にも登場する『金町』。葛西三十三郷の一つ『金町郷』として栄え、後には鎌倉街道下道の町屋として『金町屋』と呼ばれていました。“金”という文字には『淵』という意味もあり、金町の辺りで江戸川が大きく蛇行することから、『金町(かなまち)』と呼ばれるようになったと言われています。
水戸街道に由来する説もご紹介しましょう。水戸街道は、新宿のあたりでコの字を描くように桝形に曲がっています。これは防犯上の理由からだと言われていますが、この枡形の形状が、大工が使用する『曲尺(かねじゃく)』に似ていることから、その東側に位置する地域を『曲町(かなまち)』と呼ぶようになり、字が変わり金町となった、という説もあります。
古くからある地名ですが、その由来には諸説あるようですね。

水元

1729年、江戸幕府八代将軍徳川吉宗の命で作られた小合溜。当時は小合溜井(こあいためい)と呼ばれ、水害防止や灌漑用水を調整する遊水池として、古利根川(現在の江戸川)の一部を堰き止めて作られました。
この小合溜のおかげで江戸の町は水害から守られ、同時にここを水源とする上下之割用水(かみしものわりようすい)が作られました。
そして、東葛西領の町村を潤す水源となったことから、その水の流出口であった地域を『水の元』と呼ぶようになり、『水元』という地名となったと言われています。

新宿

水戸街道は、江戸時代に整備された五街道の一つである日光街道(日本橋~日光東照宮)の途中、千住から東に折れ、水戸藩主の城下町であった水戸までつながる約110kmに渡る脇街道(五街道に準ずる街道)です。中川橋を渡って新宿に入り、現在のJR金町駅を過ぎたあたりでやや北寄りに進路を変え、江戸川を越えて松戸へと抜けていました。現在の水戸街道(6号線)とは、少しずれていたのですね。
新宿は、小岩を通り佐倉へと続く佐倉街道や柴又帝釈天の参道といった水戸街道からの分岐が多かったことから、宿場町として栄えました。『新居(にいい)の宿』が省略されて『新宿(にいじゅく)』と呼ばれたそうです。しかし、整備されたのは意外に古く、室町時代の古文書にも登場し、戦国時代に葛西の町場として作られた宿とも言われています。ちなみに、古くは「あらしゅく」と呼んでいたそうです。

金町みらい協議会概要

設立年月 2023年11月1日
株主・構成団体等 自治町会・商店会・賛助企業・大学等
職員数 会員27団体
代表理事 古山 巧
事務局 (株)読売ニュースサービス企画制作室
東京都葛飾区東金町3-31-16 古山ビル1階
TEL:03-3607-3578
営業時間:10:00〜18:00(土日祝休業)
所在地

会員情報

正会員 金町しょうぶ通リ商店会/金町中央商店会/金町駅前通り商店会/金町一番街通り商店会/金町理科大商店会/昌明通り商店会/金町地区商店会連合会/東金町中央自治会/東金町三丁目仲町会/公団金町駅前団地自治会/東金町正栄町会/東金町一丁目西町会/亀ヶ岡町会/プラウドシティ金町自治会/金町地区連合町会/三菱地所(株)/(株)マックスポケット
特別賛助会員 東京理科大学葛飾キャンパス/住友不動産(株)/三菱地所レジデンス(株)/三井不動産レジデンシャル(株)/明治安田生命保険(相)/日本たばこ産業(株)
賛助会員 (株)興銀不動産開発/(株)いなげや/(株)読売ニュースサービス企画制作室/読売センター金町
民間オブザーバー (株)都市環境計画研究所
公共オブザーバー 葛飾区都市整備部 都市計画課